Surface Duo届いた!数時間使用した感想:まだ使いこなせてないが便利


注文して1週間で200ドル値引きとなったのにはがっかりしたが。兎にも角にもSurface Duoが届いた!早速開けて使ってみた。まだ数時間しか触れていないが、本体の質感にも動作にも満足である。

私がSurface Duoを購入した理由や不安点に関してはここに記している


もくじ

開封
筐体
起動
少し使ってみて:アプリとか周辺機器とか
まとめ:まだ使いこなせてないが便利


開封


小さめの箱。
開けると、本体。


その下には、バンパー。


その下には電源アダプタとUSB Cケーブル。

バンパーは柔らかい。他サイトのレビューなどから勝手に硬いという印象を持っていたのでちょっとびっくり。内側に両面テープがついていてそれを剥がして取り付ける仕組み。


筐体

薄さと縦横比のバランスが良いためか、製品本体の完成度が高く、手にする満足感を感じられる。

ボタン類は本体右側に並ぶ。上からボリューム上下、電源ボタン、そして少し凹んだ部分に指紋スキャナ、より下方にはSIMカードトレイ。なお電源ボタンは素早く2度押しするとカメラアプリが起動するし、長押しすれば電源オフ、再起動、スクリーンショット、緊急連絡のオプションが出る。(なおスクリーンショットは一般的なAndroidデバイスと同じく音量下+電源でも撮影可能。)

鳴り物入りのヒンジはうまくできている。勝手にずれ動かず、姿勢を保てる堅さだが、片手でも開閉具合を調節できる(例えば文庫本を片手で持つように、親指と小指を前に、他の指を後ろにして持った状態で動かせる)。


側面がプラスチック製なので薄くなっているここにヒビが入りやすいと噂のUSB Cポート。

私は早速Volta(マグネットアダプタ)を取り付けたが、こうすると垂直に立てることができない。どうしようか悩み中。

ガラスの背面。やっぱり割れないか気になってしまう。でもバンパーがない方がスタイリッシュな気もするのでしばらくはこのままで使おう。

人によっては(手の乾燥具合などにより)ガラスの背面は手が滑るという人も居るだろうが、私はしばらく使ってみて問題は無かった。ガラス独特の手に吸い付く感じがする。だが特に手が乾燥している状態では滑りやすいかもしれない。

現在メインで使用するHuawei P20 Pro(縦 155 x 横 73.9 x 厚 7.8 mm)より縦方向は小さく、横幅は広く、僅かに分厚い(145.2 x 93.3 x 9.9 mm)。


開ければ大きく、そして薄く。(145.2 x 186.9 x 4.8 mm)

手に持ったときにこの薄さは感動。


起動

起動して最初は左にMicrosoftロゴ。

次の瞬間右側にAndroidロゴが並ぶ。二社の協力の賜であることの象徴とも言えるだろう。

最初にGoogleのアカウントを入れるよう促され、次にMicrosoftのアカウントを入れるように指示される。


少し使ってみて:アプリとか周辺機器とか

・ジェスチャー:文庫本持ち状態で、アプリ起動時に画面下から上フリック(白いバーがあるところからフリック)で「ホーム」、上から下で「通知表示」、デバイス外側から内側フリックで「戻る」。この「戻る」動作は右画面であれば右から左へ、左画面なら左から右へ、となっているのだが、これは本のページをめくる動作を取り入れた物だろう。

白いバーを反対の画面側にフリックするとアプリが表示される画面がそちらへ移る。例えば右にInstagram、左に時計アプリを開いていたとして、右から左に白いバーをフリックすると左にInstagram画面が移り、右画面はホームが見える。この状態で左のInstagramを右へ放り投げると、その前まで左画面に表示されていた時計アプリが表示される。


白いバーを両画面の中間あたりに持ってくると二画面表示となる。アプリによっては、このようにレターボックス化してしまうものもあるが、「Tap to restart this app and go to full screen」などと表示されるものもある。これをタップすると右端に「リロードアイコン」が表示され、それをタップするとアプリが全画面モードで再起動される。

少し混乱するのは、本体を横向きにしたときのジェスチャーが文庫本持ち状態と異なること。この状態では、白いバーが右側に来る。「ホーム」は右から左フリック、上画面の上から下へのフリックで「通知表示」、画面左から右で「戻る」となる。白いバーが右側に来るのは、二つの画面隣接する部分はタッチしづらいことが理由だろう。


・Amazon Kindle:ちょっと微妙。二画面表示では真ん中が見えないし、一画面表示ではアクティブな画面を切り替えるときに文章がずれる。(スクリーンショット参照)

・Google Play Books:こちらはKindleとはことなりSurface Duoに完全対応しているようだ。二画面でも真ん中が切れないし、一画面表示で文章がずれることもない。

・楽天マガジン:いける!一画面表示でも二画面表示でもいける!読み放題万歳!

・Microsoft Swift Key:これが標準キーボードとなっている。一画面時には片手打ちがしやすいよう外側に寄った状態(サイズは変更可能)。この状態から本体を縦方向に傾けると、まるでUMPCぽくした画面がフルキーボードになる。どちらの状態も使い勝手が考えられている。多言語環境ではスペースバーを左右にスライドして言語切り替え。

なおMicrosoft Swift Keyではスペースバーを長押しすることでカーソルが使える。とても便利。


・Microsoft Swift Key + Microsoft ユニバーサル・フォルダブル・キーボード:何故か日本語で物理キーボードから「、」を打とうとすると半角英語「,」となってしまう。キーボードで出せるはずの記号を出すにもいちいちソフトウェアキーボードを出さないといけない。どうにかできないかな。物理キーボードからの多言語キーボードの切り替えは「Ctr+Shift」。

・Surfaceペン:私の持っているのはSurface3の時に購入したサイドボタン二つ付きの型番「1616 / 1616C」、もしくは「3UY-00030」。これは第2世代Surfaceペンで発売は2014年と大昔。Surface Duoではボタン類は機能しないが、ペンとしては使える。画面のナビゲーションから、ノート取り、お絵かきまで。

また、Microsoft製の一部のアプリではペンを画面に近づける(触れない)状態に機能を持たせているものがあるが、これも機能する。例えば、Outlookでメールタイトルにペン先を近づけると本文内容が少し見えるなど。

・Instagram:美しい写真を大画面で見ることが出来て良い。右画面で表示すると端の文字が切れる。左画面や二画面表示だとこの問題は起きない。

・音質:さほど良くない…という表現では判りづらいが、Huawei P20 Proと比べると「厚みに欠けた」音で低音が出せない。まあ薄っぺらいデバイスなのでしょうが無いだろう。スピーカーは本体開いて左上のみにしかない。そのため右画面で映像を再生しても左画面側から音が聞こえてちょっと戸惑う。エンターテインメント用に愉しみたいのならば別途Bluetoothスピーカーやヘッドホンを接続すべきだろう。


・カメラ:まだあまりまだ使ってないのでなんとも。

・アプリによっては上の写真のように画面が切れたりも


・ポートレートとランドスケープ同時表示:なお、インスタグラムなどのポートレート(縦長)固定アプリと、Marvel Strike Forceのようなランドスケープ(横長)固定アプリを同時に使おうとすると、先に開いたアプリの表示方向に従って、後から開いたアプリに黒帯びが付く(レターボックスと言う)。  アプリ毎に方向を設定できるアプリを使うと良いという話も聞いた。


まとめ:まだ使いこなせてないが便利

まだ二つの画面を同時に使いこなすまでに時間が掛かりそうだが、数時間触ってすでに二画面であることの利便性は感じられた。

例えばこのように現在使用しているデバイスの設定を調べるとき、調べた内容をそのまま画面に表示して、もう一つの画面で設定画面に行けるのだ。

アプリのログイン認証コードがメールに送られて、それをアプリを閉じることなしにメールを開いて確認、コードを見ながら入力。というのも便利だった。

また、微妙な待ち時間、ロード時間が発生するアプリを片画面に、もう一方に読み物系のアプリや動画などを表示させるのは時間を効率的に使えている気になって良い。

もっと使い込んだ感想なども後に書くことができたらと思う。

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