Surface Go(フィンランド版)細々とした覚え書きとかSurface 3との比較とか


Surface 3を置き換えるために購入して、使い始めたフィンランド版Surface Go。Surface 3との比較や設定関連の自分向けの覚え書きを記す。文句も色々書いているが(特にATOKの変な挙動とかはSurface 3でも発生していたし)、全体で見るとSurface 3からアップグレードした感じでより快適に使用できている。

筐体

・本体裏面上部、背面カメラの位置する部分は、それ以外の筐体と違う素材、少なくとも少々濃い色合いの素材となっている。Surface 3ではこの部分がそれ以外の筐体部分と隙間なくピッタリと繋がっていたのだが、Surface Goでは微妙な隙間があって少し残念。写真は当然ながら境目が小汚いほう(左)がSurface Go。

・キックスタンドが無段階調節できるのは便利ではあるが、使用中に角度が勝手に動かないように結構硬めになっている。Surface 3のほうが、「パタッ、パタッ」と一瞬で角度を変更できたのでパソコンを開いてスタンドをパタパタッと展開してすぐに仕事に取りかかれた感じがあった。

Surfaceペン

・Surfaceペンのトップボタンが機能しない>Bluetoothでペアリングしていないから
Bluetoothペアリング設定を開き、Surfaceペントップボタンをずっと押したままにする。するとBluetoothデバイスにSurface Penが現れるのでペアリング。普通にSurface 3と同時購入したSurfaceペンが使用できるようになった。ただし…

・ペンをSurface Goの左側にひっつけられる磁石が…
磁石はGoの左側面の上の方と下の方にあるが、古いSurfaceペンはペンの上部にしか磁石に引っ付く部分がない(正確にはペン上部の中でもペンクリップの部分が最も引っ付きやすい部分となっている)。そのため、Goにペンをひっつけたまま移動しようとするとペンの下部分がぶらりと垂れてその勢いでペンが落ちてしまう。

スマホとの連携

・Androidアプリでの「PCに送信」が便利。
確か初回起動時のセットアップ過程でスマートフォンに「Microsoft Launcher」を入れる用促されるのだが(AndroidアプリでしかやっていないのでiOSはどうかしらないけど)、これが少し便利。アプリはホーム画面を置き換えるものとなっている。私はメインで使用しているKeyOneでBlackberry Launcher以外を使う気はないのだが(変えたらハードキーからのアプリ起動ショートカットが使えなくなるし)、それでも便利。なぜならこのアプリをインストールすることで、画像をスマホからシェアするときに新たに「PCで続行」という選択肢がでてくるのだ。これを選択すると、「PCに送信」というポップアップが出てきて、パソコンを選択するとEdgeブラウザが開き、そこにシェアした画像が表示されるのだ。これまでスマホで撮影した画像などは「Dropboxなどにアップロードしてから、それがパソコン側でダウンロードされるのを待って、それが済んだらファイルを手動で開く」という行程が必要だったが、それが「PCに送信>パソコンで送信されたものが開かれる」という行程に簡略化されるので手間が省けて嬉しい。

なお画像以外のファイルでも「PCに送信」することは可能なのだが、それらはホームアプリをMicrosoft Launcherに置き換えるか、置き換えずにそれを行いたい時のみMicrosoft Launcherを起動してそこから「PCに送信」を行うことが可能になっている。

ブラウザ

・Edge以外のブラウザを使いにくくするマイクロソフトの陰謀か、はたまた最近スクロールの挙動がおかしいChromeが悪いのか判らないが、何故かSurface 3と比較してSurface GoではChromeにおいて指でスクリーンを触りスクロールするときにかなりもたつく。Edgeだとスムーズ。

・顔認識ログイン便利
Surface 3ではログイン時にPINコードを入力する際、最初に入力した数字数個が入力直後に選択されてしまう現象が発生している。入力数字が青背景となり選択された状態となり、続けてPINコードを入力すると選択された部分が最後に入力した数字に置き換わってしまい、最初から入力しなくてはならなくなる。なのでそんな手間が掛からず顔を見せるだけでログインできる機能は時間節約にもなりありがたい。

・専用充電端子も便利
Surface 3の専用充電器のポートはmicroUSBだった。それでも差し込む方向は端子を見ずとも判るようになっていたが、microUSBは差し込み口に対してまっすぐに端子を入れなければならず、差し込み口も端子も小さいのでSurface 3側の差し込み口の位置を正確に把握しないと差し込めなかった。そのためmicroUSBポートを見ずに差し込もうとすると、手でポートの位置を確認してから差し込む必要があった(それでも入れるのは難しい)。それに比べSurface GoではMacのMagsafeのように磁石がついていて、大体の位置に端子を持ってくると磁石で引っ付いてくれるので便利。

・USB-Cでの充電ではcheero Power Plus 3で充電可能なことを確認。多分電圧とか電流とかが足りないものだと(?)繋げてしばらくの間は充電してるマーク(通知バーのバッテリーアイコンがアニメーション表示)となるが、暫くするとアイコンが静止。静止状態でもアイコンはコンセントに刺さっているので紛らわしいが、そのまま待つとバッテリー残量が減ってくる。


文字入力関連

・ATOKのタスクトレイのメニューが文字化けする。>ゆめとちぼーとげんじつとの記事「文字化けしたATOKのタスクトレイのメニュー表示をシステム ロケールを変更して直す方法」で解決
普通の「設定」画面からではなくて「コントロールパネル」からではないと設定を変えられなくて不便だった。

・複数アプリを切り替えるときにアプリ毎に入力方式が違っていてウザい>キーボードの詳細設定から「アプリウィンドウごとに異なる入力方式を設定する」のチェックを外す。

・KeySwapを使いAlt Grに「変換」キーを、左上の変なキーに「全角半角キー」を登録使用と試みたができず。日本語キーボードと比べて無駄にスペースバーでかいし、キース薄くないし、こんなことなら日本版タイプカバー買えばよかったか…

・ATOKとWord Office 360版で文字変換しようとすると突然Word画面が真っ白になりWordが反応しない(Not responding)状態になり、数十秒間何もできなくなる。その後文字入力をしようとすると画面上に小窓が開きそこに入力中の文字が表示されたり、小窓内とWordないの両方に入力中の文字が表示され、入力と変換が大幅にラグったり勝手に変な変換で確定されたりして仕事にならない。ググってみるとウインドウの切り替えとか、Wordを最小化してから元に戻すと直るという例が見られたが、私の場合はそれらでは何も変わらず。ただ、「Windowsキー+スペース」でIMEを一旦他のIMEに切り替えてからATOKに戻すとこの問題が発生しなくなった。がその後も何故か小窓内に入力中の文字が表示される状態が発生(なぜだかラグは生じなかったが)。もしかしたらAlt+Tabでのウインドウ切り替えに関連して発生する現象かもしれない。

参考:マイクロソフトコミュニティ インライン入力ができなくなった:Word 2016 MSO

なお保存形式をdocx/docの間で切り替えて保存すると直るという記述も方々で見受けられた。

参考:作品メモランダム 文字入力はつらいよ

ATOKとChromeで文字入力誤変換を行うと(推測候補には望ましい変換内容が表示されるが)勝手に全て入力された状態でひらがなのまま確定されてしまう。なお変換を行わずに確定すると問題無い。So, shall we?の記事「ATOKがWord、Outlookで勝手に確定する Part2」を参考に「確定後の読み入力遅延」の設定をすると勝手にひらがなのまま確定されることが大幅に減り、変換>確定が可能となった。それでも時々ひらがなのまま確定されるし、変換キーを押してから数秒のラグが生じる…と思いきや、やっぱり暫く使っていたらひらがなのまま確定されるように戻ってしまった。推測候補を選択すればラグ無く入力可能だが…
>>解決:「Chrome上で発生していたATOK変換できない+ラグ問題解決方法」

その後ATOKの設定で「テキストサービス」をオフにしてみるものの、ATOKの「プロパティ(環境設定)」がグレーアウトして選択できなくなってしまった以外特に何も変わらず、Wordでの問題も続いた。テキストサービスを元に戻すにはATOKの再インストールしかなかった(再インストールすればプロパティがまた選択できるようになった)。意味なく時間を無駄にした気分…

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