たった15分で入眠、いびきもなおす?!眠りの質を改善するガジェット「DOZZ」


Sponsored by DOZZ Team

睡眠に関連した問題の解決を謳う興味深いガジェットがIndiegogoで資金を募っている。それがDOZZ。

なんと一台で、入眠のためのガジェットと、いびき防止ガジェットとしての二つの使い方ができるというのだ。一体どのような仕組みなのだろうか?


もくじ

DOZZ
入眠機能
いびき防止機能
まとめ


DOZZ



まずは百聞は一見にしかず、プロモーション動画を観てみよう。

フライ返しでバシッとやられるところが見所ですね。

製品の売りとしては、高額な薬やセラピーに頼らずにこのデバイスだけで安全効果的に安眠がもたらされると言う点。

睡眠問題を抱える人もこれを使えばわずか15分で眠りに落ちれるというのだ。にわかには信じがたいが、これは複数の機能により実現しているという。


入眠機能


1.Neurowave Technology(ニューロウェーブ・テクノロジー)

このデバイスは最新のニューロウェーブ・テクノロジーなる技術を使い、微弱な電流を流すことにより脳波に影響を与える。これによりストレス、不安、緊張を下げ、脳がシータ波を出すようになる。Wikipedia英語版によればシータ波は学習や記憶に関連する脳波で、人間ではレム睡眠をしている時などに出るという。そのため人工的にシータ波を促すことで寝やすくするとDOZZは説明している。

2.光

充電クレードルはゆっくりと光が点滅するようになっているのだが、これが呼吸の目安となっている。光のリズムは1分間に10回から6回へと徐々に遅くなり、これに合せて呼吸することでリラックスした瞑想状態をつくり出す。

なお光は落ち着いた青色で。スマホやパソコンの明るいスクリーンは約60ルクスで、そのように明るい光はメラトニン分泌を抑制してしまうが、クレードルの明かりは明るさが1ルクス以下なのでメラトニンの分泌を抑制しないそうだ。

3.音

アプリからは睡眠導入音楽も再生できるようになっている。アンビエント音楽や、雨音、水中をダイビングする音など、リラックスできる音源リストが用意されている。

肌に付ける仕組みは、貼るタイプのマッサージ器(低周波治療器とか、テンスと呼ばれる)と同じようなパッドにより行う。肌に付けるものだけあって重さも気になるところだが、重量は僅か12gと軽量であることも特徴。


いびき防止機能


いびきは喉の口蓋垂(こうがいすい、所謂のど@んこのこと)が部分的に気道を塞ぐことで起こるとされる。

DOZZに内蔵されているセンサーが睡眠トラッキングを行うと共にイビキを監視。イビキを感知すると10-60Hzの非常に微弱なmicro-impulse(マイクロインパルス、微少刺激)を発し、下顎の骨から舌に繋がるオトガイ舌筋を刺激することで軟口蓋を緊張させ、気道の通りをよくすることでイビキを止め、スムーズな呼吸を可能にするというもの。

なお、キャンペーンページの写真によるとイビキ防止機能は30段階の強度調節が可能のようだ。
 

また睡眠トラッキング機能の方は、記録された睡眠時間、睡眠の質、そしていびきの記録もされるようだ。なのでプロモーション動画のように一緒に寝ていびきに気付いてくれる人が居なくとも自分で自分がどれだけいびきをしているのか判る。


まとめ


 不眠をスマートデバイスで解決というのは良いコンセプトだ。実際にニューロウェーブ・テクノロジーが上手く機能するのかは使ってみないとなんとも言えないだろう。

この点に関してはもう少し技術的、科学的詳しい説明が欲しいところだし、医療用の認証なども取得してもらえると安心感があるが、そこら辺は79ドル(約8600円)という値段に抑えるための予算的な妥協もあるのか。

 筆者が確実に言えるのは、光の強弱に合せて呼吸することに集中するというのは、実際の瞑想のテクニックとしても存在し、リラックスの役に立つと言うこと。私は強い不安症なのだが、フィンランドの精神健康カウンセラーにもゆっくりとした呼吸を伴う瞑想によりリラックスすることで、不安感を軽減するように指導を受けている。ゆっくりとした光の点滅に合せた呼吸でリラックスした瞑想状態をつくるという点、そしてそれによる入眠へのポジティブな効果はあるのではないかと考える。

 
(このような体験者が語るという動画も公開されている)

なおDOZZの発送は2021年9月が予定されている。3年間の保障期間があるほか、未使用であれば14日間の返品も可能とのこと。

クラウドファンディングはウェブショップではないので、その辺を理解戴いた上で興味のある方はご自分の責任において出資されると良いだろう。

Image courtesy of DOZZ

Source: IndiegogoWikipedia

(abcxyz)








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