より強く、より逞しく。安価ながらチタニウム製ケース採用のツールウォッチBOLDR Ventureレビュー


Sponsored by BOLDR Supply Co.

今回はBOLDR Supply Co.から、安価でありながらチタニウム製のボディーを採用し、実用性が高いツールウォッチ、「BOLDR Venture」をレビューさせて戴く。

「大胆、勇敢」などを意味する「bold」、そしてその比較級の「bolder」を簡略化して「BOLDR」と社名にしたこのブランドは、Travis、Leon、Isaの三人により2010年に設立されたブランド。シンガポールとマレーシアを拠点にしながらも世界中で活躍し、Kickstarterでも3度の成功を収めている。

レビューの最後には5月31日まで有効な10%オフクーポンコードも紹介させて戴くのでお見逃し無く。



開封



黒く、テクスチャーの入った箱。


蓋を開けると中にはなんとも豪華なポーチとボールドなスティッカー。


腕時計と同じくカーキ色の帆布ポーチは、内側がより柔らかい素材の裏地になっている。レザー製のポーチストラップは、ポーチのハトメにカシメで留められている。しっかりとした作りで美しい。


そしてポーチの中に入っているが今回レビューする「BOLDR Venture」、カラーリングはカーキ色のAdventure Khakiだ。(なお竜頭にはクラウンストッパーが付いているので時計が動かないことにパニクらないように、落ち着いてクラウンストッパーを外し、時刻合わせをしてから竜頭を押し込もう。)

ポーチポケットの中には保証書とブランド紹介のカードも入っている。保証書は半分が半透明のプラスチックカードに製品名、シリアルナンバーとバッチコードが刻印されていてカッコいい。


ケース



ケースは38mmと小ぶりで、16~17cmほどの私の手首周りサイズでも、手首幅とケース径の比率的に丁度よくフィットする。


ケースは実は航空宇宙グレードのチタニウム製。チタニウムは、よく腕時計ケースに使用されるステンレススチールと比較して比重が40%程軽量であり、錆びにくく、更には強度もステンレススチールの2倍もあるとされる。

また、低アレルギーであることも大きな利点。汗ばんだときに、汗により金属イオンが溶け出し、それにより皮膚がかぶれる*という所謂「金属アレルギー」の経験をお持ちの方もおられるだろう。これはステンレススチール製ケースの腕時計ではよく起こるのだが、チタニウム製であれば汗をかいても金属イオンが溶け出ず**、そのためかぶれることがないとされる。
*SEIKO, **チタン結婚指輪プロドット


なお本腕時計に付属するストラップは、腕時計のケース裏も通るNATOストラップであるため直接ケースが肌に触れることはほぼ無いだろう。そうは言っても一般的なタイプのストラップに変えた際にはケースが腕に触れることになるため低アレルギーであるチタニウム製である利点は意味を持つだろう。なお、安価なレザーストラップの中には、レザーをなめす際に金属であるクロムを用いているものがあり、これも汗により溶け出して金属アレルギーを引き起こすとされる。なのでも金属アレルギーをお持ちで、この腕時計をレザーストラップで使用するという際にはレザーが「植物なめし」されたものを買い求めると良いだろう(植物なめしは金属なめしよりも自然にも良い)。


ケース形状は、文字盤周りに外向きに僅かな傾斜と角をもつ円形。ラグは円形の本体から飛び出し、ストラップバーを挟み込むペンチのような形となっている。内側はストラップ幅と同じ幅の直線、外側は先細るペンチのように内向きに傾斜している。


ケースを横から見るとラグはベントタイプのラジオペンチのように下向きに傾斜しているのもわかる。


ケースはラグの内面とラグ裏面外側を除き全て100度以上の傾斜となってる。先にも述べたようにチタニウムはとても堅い素材であるため、あまり鋭角だと危険だが、BOLDR Ventureのケースはゴツさも残しつつも外面に鋭角は存在しないよう面取りされている。


竜頭は4時位置にあるため、手首を目一杯手の甲側に動かしても竜頭が手に食い込まない。ケース径が小さいため竜頭が3時にあっても食い込むことはないだろうが、ツールウォッチとしての実用性の追求が現れていると言えよう。

風防は傷が付きづらいサファイアクリスタル製。平坦なクリスタルで、ケースからは僅かに出っ張っている。なお内面にはARコーティング(反射防止コーティング)がなされている。


ケース裏蓋は多少色が明るいがこちらもチタニウム製。「X」字を象った中に「VENTURE」、「BOLDR」などの文字が入り込んだデザイナーによるアートが刻印されている。


使用ムーブメントはスイスETA製のクオーツ、802.10。クオーツムーブメントの採用もツールウォッチとしての選択だろう。なおBOLDRによればこのムーブメントは最高36ヶ月のバッテリーライフを持つ(ETAによれば理論上は40ヶ月)。


文字盤



文字盤も当然ながら実用重視。各時部分にドット、分ごとに線状の記しがある他、1時から12時間のインデックス表記に加え、13時から24時までの小さなインデックスがその内側に位置する。

BOLDRのロゴと社名は12時方向に。モデル名「VENTURE」と100m防水の表記は6時方向に。

時分秒針のシンプルな3針。時分針はその中に蓄光部分が、秒針は先端付近に蓄光部がある。


蓄光部は各時のドットと、1から12のアラビア数字のインデックス部分、そして時分秒針。蓄光材はSuperlumeが用いられている。


文字盤面はブラックで針を除く全ての要素は白色。この可視性の高いコントラストも実用重視の結果だろう。針はケース色に近い銀色であり、蓄光部分は僅かに黄緑色を帯びた白色。秒針のみが蓄光を囲む部分から先端にかけてがオレンジ色に塗られており、ワンポイントの彩りを与えている。


ストラップ



ストラップはNATOスタイル。本モデルはAdventure Khakiカラーのものなのでカーキ色のNATOストラップとなっている。


もちろんループとバックルもケースと同色のチタニウム製だ。


16~17cmほどの私の手首周りサイズでは、丁度よい設定にしてもまだより小さい設定方向に4つも穴が開いている。これまでレビューしてきた(主に日本を含むアジアで未展開の)腕時計ブランドの多くでは、私の手首サイズではストラップの径を丁度よい設定にするためには、穴が径を小さくするには不十分なものが多かったが、このBOLDR Ventureのストラップならかなり手首が小さな人にも丁度よいストラップ設定が見つかることだろう。


NATOストラップを使用したことの無い方は、穴の合計数が13個もあることや、ケースの裏をストラップが通ること、普通に装着するとストラップの先が余ることに驚かれるかもしれない。NATOストラップは実はジャケットやコートの上から装着できるようになっているのだ。


そのためストラップ径をとても大きくすることが可能となっている。腕にそのまま装着する場合は余ったストラップを折り返してストラップループに入れ込めば良い。「NATO」の名称はNATO軍で採用されているからだとか。


まとめ



抜群の実用性。そして133.07 EUR(記事執筆時の日本円で約1万7000円)と安価ながらも、一般的なステンレススチールではなくチタニウムを用いたケースとなっており、強く、軽く、低アレルギー。さらに傷に強いサファイアクリスタル製の風防を採用し、つけ心地も良く、蒸れづらく、長さ調節も幅広いNATOストラップ、そして信頼のクオーツムーブメントの採用。

少々激しい作業を行っても正確に時を刻み、高い可視性で時刻を示す、ツールウォッチとして必要十二分な性能を持つ。


特に軽いことは正義。クオーツムーブメントを採用しているので自動巻きムーブメントの時計よりも軽いのは当然ながら、同サイズのステンレススチール製ケースと比較しても軽い。更にバックル部の金具にもチタニウムを採用したNATOストラップのお陰もあって腕につけていることを感じさせない軽さ(ストラップ含め約40g)となっている。

腕時計に高級感を求める人には向かないだろう。しかし手頃で実用一筋で「よりBOLD」な、即ち「BOLDR」な腕時計を求める人には最適な一本だ。


なお今回特別に当ブログ読者の皆様向けにBoldr製品が10%オフとなるクーポンコードを提供戴いている。クーポンコードは5月31日まで有効で、コードは「thxpalm」となっている。(なおこのクーポンが用いられても私には何ら利益は入らない)


BOLDR Supply Co.公式ウェブサイトでのお買い物の際に、チェックアウト時に画面右側に現れる「Gift card or discount code」の部分にコードを入力し「Apply」を押すと適用される。このスクリーンショットでは既に適応して10%引かれた価格が表示されているのが確認できるだろう。

BOLDR Supply Co.の製品に気に入ったものがあれば是非ともお使い戴ければと思う。


Source: BOLDR Supply Co.

(abcxyz)

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