お手頃価格ながらもこだわりの文字盤と高品質なストラップが魅力、カナダの新星Mozzafiato Watchesのラグジュアリーウォッチ


Sponsored by Mozzafiato Watches

今回ご紹介するのはカナダはトロントの新興腕時計ブランドMozzafiato Watchesのコレクションだ。

高級腕時計に見られるギョーシェ彫りや、文字盤フォントの統一など、こだわり抜いた文字盤デザイン。アメリカ製の高品質で珍しいレザーストラップを採用するなど、ラグジュアリーさを感じさせつつも価格は数万円台前半に抑えたコレクション現在Kickstarterで展開中。その詳細を見てみよう。



Mozzafiato Watches




今回Mozzafiato Watchesがキャンペーンを行うコレクションは2タイプ。クオーツ式の「The Annex」と、自動巻きの「The Danforth」が用意されている。


The Annex - Quarts


トロントのアネックス地区の名を冠したこの時計で、まず目を惹くのは文字盤のギョーシェ彫り加工だろう。主に高級な時計ブランドの文字盤を飾る美しい幾何学模様として知られるギョーシェ彫りがインデックスの背景を飾っている。


中心から伸びた時分秒針の背面には同心円状に溝が刻まれ、遠目に見ればサンダイヤル風に光を反射している。


ペンシル型の時分針には蓄光素材が用いられている。6時部分には台形の縁で覆われた日付窓。風防はサファイアコーティングの施されたミネラルガラス製。

ケースサイズは38mm、ケース厚は8.8mmとスリムで使いやすいサイズ。ムーブメントは信頼のMiyota 9 U13。竜頭にはロゴの刻印。


ケース裏にはトロントの都市が刻印されている。5 ATMの防水性能を持っている。


ストラップは20mm幅で、クイックリリース式。使用するレザーは米Horween(ホーウィーン)社の高品質なLatigo Leatherが用いられている。Latigo Leatherとはクロームなめしと植物なめしを組み合わせた手法でなめされたレザーで、耐久性と柔軟性を併せ持つ。


カラーバリエーションは5種類から選ぶことができる。

高級感のあるこだわりの文字盤にLatigo Leatherのストラップ、さぞかしお値段も高級なのだろうと考えて当然だが、小売り想定価格は169ドル(約1万9000円)。Kickstarterキャンペーン中に出資すればアーリーバード価格でその35%オフ、Kickstarter価格で29%オフで入手できる。


The Danforth - Automatic



名称からも解るようにトロントのダンフォース地区からインスパイアされたタイムピースだ。


風防は脇がドーム状にカーブを描いたヴィンテージ感溢れるスタイル。ダブルドーム(ガラスの両面がドーム状)となっており、こちらもサファイアコーティングのなされたミネラルガラス製となっている。


この時計も面白いのは文字盤だ。各時を示すバー状インデックスの両端に時と分が両方示してある。それだけでもユニークであるが、更には(日付窓内のフォントを除く)全ての数字フォントが統一されている点も注目すべきだ。このフォントの統一はスモールセコンドと24時間針ダイヤルの表記まで至る。数十万円するような腕時計の中でもこのサブダイヤルに用いられているフォントと、それ以外の部分に用いられているフォントが異なり、統一感が崩れるようなものがある中で、ダイヤルの小さなフォントにまで気を配ったデザインと言えよう。


スモールセコンドと24時間針のサブダイヤル部分には細やかな同心円状の仕上げが施されている。文字盤中央から伸びるペンシル型の時分針はこちらも芯部が蓄光式となっている。


ケースサイズは40mm、厚みは9.6mmで、こちらもケース裏にはトロントの都市が刻印されているほか、竜頭にはロゴの刻印がなされている。


ムーブメントはMiyota 8219。約42時間のパワーリザーブ、21石。


カラーバリエーションは4種類。


まとめ



どちらも文字盤への深いこだわりが感じられるタイムピースとなっている。ギョーシェ彫りやフォント統一など、イタリア語で「息をのむ」を意味するブランド名「Mozzafiato」も納得のラグジュアリー感がある。The Annexのシンプルな中に秘めた模様の美しさ、レトロ感のあるカーブした風防が覆うThe Danforth、どちらも魅力的だ。


どのモデルでもホーウィーン社のLatigo Leatherを使用している点も見逃せない。通常安価な腕時計が価格を抑えるためにブランド名も出さない怪しげなストラップを採用する中にあり、レザー業界で名の知られた同社の作るストラップを採用しているというのは凄いことだ。それに、クロームなめしと植物なめしをともに使うLatigo Leatherで作られたストラップを採用する腕時計というのも非常にレアな存在だ。


クラウドファンディングの世界において、カナダからの腕時計プロジェクトは皆無ではないが、それでも希な存在であることに変わりは無い。コレクション名やケース裏の刻印など、カナダはトロントの腕時計であることを自負する腕時計となっている。

キャンペーンは現在22日を残し約210万円の目標金額にもうじき到達の88%となっている。



Image courtesy of Mozzafiato Watches

Source: Kickstarter

(abcxyz)

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