可愛らしさの奥に潜むムーミン精神をデザインに。オトナのムーミングッズ「Moomin by Mozo ムーミン・バイ・モゾ」カバーポーチ提供レビュー


フィンランドのアクセサリーブランド、Mozo(モゾ)が日本向けに展開する最新コレクション「Moomin by Mozo ムーミン・バイ・モゾ」からカバーポーチをレビューさせていただく。

目立ちすぎることなく、わかる人にはわかるさりげない、オトナのムーミングッズだ。



Moomin by Mozo ムーミン・バイ・モゾ


Mozoはフィンランドはヘルシンキを拠点にモバイルアクセサリーのデザインを行う会社。今回のムーミンとのコラボレーションの他にも、マイクロソフト、富士通、ノキアなどのパートナーとしても活躍している。ブランドを立ち上げたのは、日本でも知られるフィンランドのブランドGollaの創業者の一人だそうだ。


そんなMozo社の「Moomin by Mozo ムーミン・バイ・モゾ」コレクションでは、闇と光、恐怖と喜び、心地よさと未知、といった「ムーミン」の精神を捉え、表現することを目指したプロダクトが作られている。このコレクションでは、今回レビューするカバーポーチのみならず、スマホケース、バックアップ、トートバッグなどもラインナップされている。




[MOOMIN by MOZO] タブレット・パソコン用カバーポーチ ブラック・シャドウ



今回レビューするのは11インチまでの画面サイズのパソコンやタブレットを収納する事のできるカバーポーチだ。

ぱっと見黒一色の中には、光沢を帯びたテクスチャでムーミンとその仲間達のシルエットが浮かび上がる。


裏面には別のキャラクター達が隠れている。


11インチの画面サイズが収納できるよう設計されているので、10.8インチのSurface 3(上写真、267 mm x 187 mm x 8.7 mm)も入るし、10インチのSurface Go(トップ画像、245 mm x 175 mm x 8.3 mm)だって余裕で入る。


生地の素材は100%コットンとなっている。防水仕様ではないものの、生地は撥水とのことなので、ポツポツと降るくらいの雨が少しかかったくらいでは問題無いだろう。


ケース内側もコットン。薄めのケース厚だが、ちゃんとケースの表裏両面内部にパッディングがなされているだけでなく、ファスナー部を除いた底辺と両脇部分にもパッドが入っている。


ファスナーは大きめでプラスチック製。ファスナーのつまみはレザーで覆われており、開けやすい。寒い気候では金属製のファスナースライダーを指で触った時に凍り付くこともあり、寒い気候での使用を考えて作られているバックパックはファスナーとスライダーをプラスチック製にしているものも見られる。この点でもフィンランドで作られた製品らしい気配りが見られると言えるだろう。

フィンランドでもMozo社の製品を使用している人を時折見かけるということ、そしてパソコン用のカバーポーチを使用している人もまた見かけるということも記しておこう。ムーミン達が冬眠する冬、フィンランドで厳しい寒さに耐えなければいけないのはイキモノたちだけではなく、電子機器も同じことだ。真冬に-20度になることも希ではないヘルシンキでは、パソコンを裸のままバックパックにそのまま入れて持ち歩くと、パソコンが(正確にはバッテリー部ではないかと思われる)冷えてしまい室内に戻っても暫くパソコンが起動しないことがある。もちろんスマホやタブレットだって同様に、寒い状況で出し入れするとバッテリーが瞬時になくなってしまう。

パソコンなどの電子機器を衝撃や擦れ、思わぬ飛沫から守るだけでなく、寒さによる弊害から防ぐためにも、持ち運びの際にこのようなカバーポーチは有用である。


嬉しいおまけとして、ムーミンのシルエットの形をしたターコイズブルー色のシリコン製キーホルダーがついてくる。これはボールチェーンについてくるので容易に取り外しできるようになっている。なのでカバーポーチから取り外し、他のものに取り付けて使うのも簡単だ。だがボールチェーンは知らない間に外れてしまうこともありえるので、大切にしたいという方はほかのタイプのキーホルダーに取り付けるといいだろう。



まとめ



「Moomin by Mozo ムーミン・バイ・モゾ」のカバーポーチは、これ見よがしなムーミンではなく、遠目に見ればそれとわからず、ムーミンを知っている人のみが近くで見てそれと気づくような、仕事でも使えるような上品さを備えたデザイン。遊び心を持ちつつも、子供っぽくはなく、自由と冒険心を共に持つデザインとなっている。

ムーミングッズを指して「かわいいー!」と言うコトバはここフィンランドにおいても多く日本人観光客から聞かれる。しかし「Moomin by Mozo ムーミン・バイ・モゾ」がそのデザインの中に表すのは、その表面的な可愛らしさの中にシルエットとして浮き彫りにされたムーミンの持つ精神だ。

特にここ近年、フランチャイズ化して、可愛らしい見た目のみに注目を集め、その作品の持つ精神の欠如した「形骸化した」ようなムーミン関連商品が目立つ。そんな中にあって、現代人の生活を批判した毒のあるユーモアや、楽しさだけでなく暗さや恐怖、日常へ疑問を抱く姿なども描いてきた、奥深さを持ったムーミンを見つめ直したのが「Moomin by Mozo ムーミン・バイ・モゾ」と言えるかも知れない。

カバーポーチのカラーバリエーションは今回レビューした黒い「ブラック・シャドウ」の他にも、白い「ホワイト・シャドウ」、「ホワイト・アイコン」、「ブラック・アイコン」も用意されている。購入はAmazon.co.jpから可能だが、今後は他の日本大手ネットショッピングサービスでも提供する予定とされている。

 

なおMoomin by Mozo ムーミン・バイ・モゾの各公式SNSアカウントでは、日本向けオンライン直販売を記念してプレゼントと割引キャンペーンを2018年11月15日まで実施中。

プレゼントキャンペーンは抽選で2名(合計6名)に好きな商品をプレゼントしてくれるというもので、割引キャンペーンは商品購入時に最大30%OFFクーポン割引が適用されるというものだ。キャンペーン対象商品はこちらのものとなっており、詳細についてはMoomin by Mozo ムーミン・バイ・モゾの公式Instagram公式Facebook公式Twitterページでご確認あれ。

最後にこの場をお借りしてレビューする機会を与えてくれたMozoに感謝したい。


(abcxyz)

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