斬新なデザインに信頼のスイス品質。Louis Chevrolet Swiss Watches最新「Classic 8」コレクションKickstarterでキャンペーン中


Sponsored By Louis Chevrolet Swiss Watches

スイスの時計会社Louis Chevrolet Swiss Watchesが現在Kickstarterでキャンペーン中の「Classic 8」コレクションをご紹介しよう。

立体感溢れる独創的な文字盤に、通常時計の内部構造であるケーシングリングが時計内外で顔を見せるという他では見られない個性を備えつつ、信頼の自動巻きムーブメントを備えたスイス製の斬新な腕時計だ。



Louis Chevrolet



Image: Public Domain

ルイ・シボレー(Louis Chevrolet)を語らずしてLouis Chevrolet Swiss Watchesを語る事はできないだろう。ルイ・シボレーはその名から想像が付く方もおられるだろうが、スイスのラ・ショー=ド=フォン出身のレーシングドライバーであり、シボレーの創設者でもある人物だ。彼の父親は時計職人だったという。

Louis Chevrolet Swiss Watchesは、ルイ・シボレーの生誕地からそう遠くないスイスのジュラ地方(そう、「ジュラ紀」の語源となった地域でもある)に2006年に設立された。30人ほどの時計職人達を抱える同社は、スイス製のムーブメントを使用するのは当然のこと、他の多くの部品もジュラ地方で製造すると共に、デザインや開発、組み立てに品質管理もこの地で行っている。


Classic 8




そんなLouis Chevrolet Swiss WatchesがKickstarterでキャンペーン中の最新コレクション「Classic 8」。キャンペーンは開始から僅か24時間で目標価格の570万円を超えている。

Classic 8コレクションの特徴は、特徴的な盤面とケーシングリングだ。

文字盤

まずは文字盤に注目してみよう。文字盤の中でも一際目を惹くのは、3時、6時、9時方向に開いたカレンダー窓だろう。通常は現在日の部分のみに窓が開き、そこからカレンダーディスクが露見している。しかしClassic 8では6時部分に強調された現在日を置くと共に、そこから左右に翼を開くようにしてカレンダー窓が開いているのだ。

これは装飾的にも面白いだけでなく、現在日を基軸に何日前・後が何日に当たるのかを視覚的に判別する事を容易にしているのも面白い点だ。


また、サンダイヤルとなっている文字盤中心部は12時、3時、6時、9時の部分はケースまで伸びた形状となっているが、それら4箇所の間は1段下がた作りとなっており、4mmの文字盤深みの中に文字盤の立体感を演出している。

もう一つ忘れてはならない文字盤の特徴としては、白と黒に塗り分けられた秒針がある。通常秒針は時計中央から一方向に伸びるが、Classic 8コレクションの秒針は中心から相反する2方向へと伸びるユニークな形状となっている。文字盤面がダークであるためぱっと見では秒針の黒い側は目立たないだろうが、気付けば面白い要素だ。

ケーシングリング

文字盤と同じく特徴的なのはケース横が見えるデザインだ。通常の腕時計では隠れてしまうムーブメントを覆う「ケーシングリング」。これがClassic 8ではケースの文字盤脇に来る部分と、ケースの側面の部分からも見ることが出来るようになっているのだ。

通常ケースから突き出す竜頭も、ここではケーシングリングから出ている。3時方向から頭を出した竜頭には、コレクション名であり、見ようによれば無限を表す「∞」にも見える「8」が刻印されている。

本来ならケーシングリングはケース内でムーブメントが動かないよう固定するための役割を持つ。そんな重要な役割を持ちながら人目に触れないケーシングリングだが、ここではケーシングリングは着色され、3色のカラーバリエーションを展開するClassic 8コレクションにおいて、個性を放つ重要な役割を担っている。


カラーバリエーションは「ブラック」、「ブルー」、「ブラウン」の3色。この3色に合わせ、ケーシングリングの色、そして文字盤内部の一部のカラーとストラップの色が異なる。個人的には文字盤のカラーとしてそこまで一般的でないブラウンが気になるが、鮮やかな青も捨てがたいところだ。

ケース

ケーシングリングの外側を覆うのがケースだ。ケースの左右側面は大きく開いており、ケーシングリングがその色を見せつける。それと同時に、風防の中に覗く文字盤の外周にもケーシングリングが顔を覗かせている。

ケースとケーシングリングによる独特の形状をしたClassic 8コレクションだが、奇抜さを追求して実用性を失っているなんてことはなく、ちゃんと100m防水仕様となっているのも重要なポイント。

316Lステンレススチール製のケース厚は10.6mm、ケース横幅は43mm、ケースの竜頭の先から反対側までは46mm、重量65gとなっている。

ムーブメント

ムーブメントには自動巻きのETA 2824/2が採用されている。CaliberCornerが「業界で最もよく知られたムーブメントの一つ」、と語るこのムーブメントは、手頃な価格で堅牢、更に性能も優れることから高評価を受け、時計愛好家達からは信頼できる「ワークホース・ムーブメント」としても知られる。

パワーリザーブは38時間。ETAの公式サイトによれば28,800VPH、4Hz、25石。

風防

風防、そして裏蓋は両面共に反射防止加工の施してあるサファイアクリスタルとなっている。風防こそサファイアクリスタルだが、裏蓋は通常のガラス製で安く済ますという時計会社も多い中、裏面までサファイアクリスタルとし、反射防止加工も施すとは豪華だ。裏蓋も透明になっているので名ムーブメントの動きもしっかり見て取ることができる。Louis Chevrolet Swiss Watchesのロゴが刻印されたローターもバッチリ見て取れる。

Image courtesy of Louis Chevrolet Swiss Watches via Kickstarter

ストラップ

それぞれの時計に各2本のストラップが付属するのは嬉しいところだ。それぞれのカラー別に、レザー版とナイロン版が付いてくる。フォーマル、カジュアルに使い分けるのもいいだろう。ストラップ幅は22mmとなっている。

その他特典

なお今回のClassic 8コレクションは各カラー限定498本ずつとなっている。Kickstarterキャンペーンでバックした場合、通常販売価格の40%引きの価格となるほか、5年間保証、全世界送料無料、会社への招待、Louis Chevroletクラブへの加入(将来の購入が10%割引となったり毎年開催されるクラブイベントに招待などの特典がある)などの特典も付いてくる。(*なおこれらの特典に関する移動費は自費となる)


まとめ


立体感溢れる独創的な文字盤、通常時計の内部構造であるケーシングリングが時計内外で顔を見せるという個性。そのユニークな出で立ちを後ろで支える堅実なスイス製のワークホース・ムーブメント。信頼のスイス製パーツにスイスでの製造。

物価が高いことでも知られるスイスだが、Classic 8コレクションのバッカー向け価格は1本約6万7000円と、スイス製の時計としては10万円を切る比較的入手しやすい価格となっていることにも注目だ。価格に関しては、Louis Chevrolet Swiss Watchesが設立当初から同社の時計の販売をオンライン販売のみに限ることで、仲介業者を介さず消費者に直接販売する事で安く販売することをモットーとしている。また、今回のKickstarterキャンペーンでの価格は通常販売価格よりも40%安くなっていることも見逃せない。

Louis Chevrolet Swiss WatchesのClassic 8コレクションは、時計作りの本場スイスの伝統とモダンでユニークなデザインが融合した腕時計と言えるだろう。


キャンペーンは終了まであと30日を残し、現在既に目標金額の130%を超す金額が集まっている。



Image courtesy of Louis Chevrolet Swiss Watches

Source: Kickstarter

(abcxyz)


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