Narrative復活?元社員たちがサーバー、リソース引き継ぎ、Clip 2再生産の可能性も。The New Narrative Team発表の日本語訳



10月31日でサーバーシャットダウン、以後はクラウドのデータが抹消、とのことで急いですべてのデータをダウンロードしていた人も多かっただろう。誰もがNarrativeは死んだと疑わなかったが、7時間ほど前Narrative Clip LoungeでNarrative Joshによりなされた発表によれば、とりあえずサーバーとデータは救われたようで、Narrativeに復活の兆しもある。Narrative Joshの投稿を訳してみよう:

皆さんこんにちは。ビッグニュースです!Narrativeサービスは明日(*今日31日のこと)シャットダウンされません。この投稿をすべてお読みください。
たくさんの作業と交渉の末、Narrativeのすべてのアセットは、デジタルなものも物理的なものも、以前同社に務めていた人々からなるグループにより取得されました。私達は人生の何年間もをNarrativeに費やしてきており、これがただ意味なく消えてしまうことを見ていられませんでした。私たちはサービスを今後も続けていきたいし、Narrative Clip 2の生産再開の可能性も探り、これを可能にするためにファンディングもしたいです。

すべてのアプリとソフトウェアはこれまで通り機能しますが、これを可能にするには皆さんから毎月少額のストレージ使用料金をいただかなくてはいけません。外部資金に頼らず運営する、よりサステナブルな方法が必要なのです。より詳しい情報は分かり次第お伝えします。

皆さんの写真や動画は10月31日には消されませんが、1日か2日ほど、新会社に移行するためのダウンタイムが発生します。今後数週間は必要な調整が終わるまでほかにもダウンタイムが発生する可能性があります。

私たちはこの移行を私達自身のポケットマネーから捻出していますが、これを行う理由は私達がNarrativeに熱意を持っているからです。残念ながら以前の会社の責任すべてを負うことはできません。今日現在それらを解決することはできませんが、修理その他の手助けをする方法を探し、そのうちこれに関する情報も提供できることができると願っています。

私たちは皆さん自身からNarrativeが今後どう進むべきか聞きたいです。ここから先は開けた道、私たちは皆さんと一緒に旅していきたいと思っています。

Thank you,
The New Narrative Team

軌道に乗るまではThe New Narrative Teamは貯金を食いつぶして行かねばならないだろう。だけども「ウェアラブル・ライフログカメラ、Narrative終了のお知らせ」の記事でも書いたように、サーバーの維持に関しては2015年4月に料金プラン自体の発表はなされている。なぜそれが今の今までできないままだったのか(料金を取りさえしていれば今回のような自体でも会社の人はクビにしてもサーバーはしばらく生かせていたのでは?)といった疑問が残るところだが、そういった点もおいおい明らかになってくるのだろうか。

ひとまずはThe New Narrative TeamによりNarrativeの存在は完全に姿を消滅させることなく、しばらくは生きながらえるということ。彼らの情熱に感謝したい。


(abcxyz)

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