何を言っているのかよくわからないタイトルになってしまったが、このMogicsの「Power Bagel」はKickstarterで出資した、ベーグル型(もしくはドーナツ型)のコンセント延長コード。
ドーナツ状の本体の中に、コンセント延長用のケーブル(US/日本のコンセントプラグ)が巻いてあるほか、本体側面にどの国のコンセントでも(UK、AU、EU)挿せる4つのユニバーサル差し込み口と、一つのUS/日本コンセント用の差し込み口、そしてUSBポートが2つついている。そう、日本のコンセントに挿して92センチ延長しながら、世界中で買った電気製品が、ツノの突き出たUKプラグだってUS Polarプラグだって4つ挿して、そのうえさらにまだ日本orUSプラグだってもう一個挿して、USB充電もできちゃうのだ。
KickstarterでこのMogicsの「Power Bagel」を見た時から、このドーナツ状の形をフルに活用したデザインの素晴らしさに感動し、出資し、期待して待っていた。「Designed in Singapor」、やるな、シンガポール。
「Power Bagel」本体のコンセントプラグがUS/日本用の形なので、他地域で使用するにはアダプタが必要。「Power Bagel」はドーナツ状の、穴の開いた状態のものと、その穴を埋める形で各国用のコンセント接続用のアダプタがついたものがあり、私がリワードに選んだのはアダプタ付きの物。でもこれがまたすごいんだ。
まずドーナッツの穴にハマったアダプタを出しいれるときの「ガシャッ」という感覚。そして、このアダプタ自体もこの小さな体積の中に無駄なくぎっしり詰め込んである。
ガシャッ!
UKポート用のツノも、日本で売られている多くのユニバーサルアダプタ(無印良品のものもそうだ)はちゃちなペラペラの部品が一方向に可動する仕組みがほとんどだが、「Power Bagel」のものはスライドさせて出してからくるっと回して固定する。しかもこの「くるっと回す」部分が結構しっかりしている。
赤いストッパーつまみが口の顔のように見える。
UKプラグのツノとなる部分をスライドさせてちょっとねじったところ。
『電脳警察サイバーコップ』の赤いやつみたいに角をもたげる!
「Power Bagel」本体のプラグをユニバーサルアダプタに挿すと、ちょびっとだけプラグが出てくる。これをアダプタ側面のつまみをスライドさせて「ガチャっ」と引き出す。アダプタをひっこめるときには、プラグが出る面についている赤い部品を押しながら引き戻す。
消費電力の制限は、630W@100V、1500W@240V、750W@120Vだそう。「Power Bagel」本体にも、ユニバーサルアダプタにもヒューズ(6.3A)が内蔵されており、負荷がかかりすぎるとヒューズが飛ぶ。もしそうなったら何が必要かというと、替えのヒューズなわけだが、もちろん替えのヒューズもこの中に内蔵している!
「Power Bagel」本体のほうのは出していないが、ヒューズが入っているカバーの蓋部分に替えが引っ付いているよう。でもすごいのはこの小さなユニバーサルアダプタにも替えのヒューズが内蔵されているということ!コンセント差込口のつまみに先の細いものを差し込んで蓋を開けるとそこに替えヒューズが、そしてまた別のピン差込口に先の細いものを差し込んでごにょごにょすると、UKポート用のツノの入っているところの奥からピョコっとヒューズが出てくる!
銀のテカってるのが替えのヒューズが入ってるとこ。
そこから出るか!
出た!
Power Bagelに通電しているとLEDが点く。こうしてみると宇宙船みたいだ。カラバリはこの内部黒で外が白のもののほか、中も外も黒いものが用意されている。
92cm伸び~る。
説明書には一部日本語も。
「Power Bagel」の一般販売はまだのようだが、Mogics公式ショップからサイトに登録するとKickstarterバッカーでなくとも予約購入することが可能となるなようだ。
(abcxyz)
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