『The Path』のTale of Talesがヴァーチャル聖堂作品『Cathedral-in-the-Clouds』の資金募集中

あのTale of Talesが、彼らのキャリアの集大成ともいえる作品『Cathedral-in-the-Clouds』を作るための製作費をKickstarterで募集している。

Tale of Talesは独特のアートゲームを作ることで知られるベルギーのゲームスタジオ。コタク・ジャパンでも『The Path』『SUNSET』が取り上げられているし、『Fatale』では『サイレントヒル』のCGデザイナー佐藤隆善さんがキャラクターデザインを担当していたりもする。

新作となる『Cathedral-in-the-Clouds』はTale of Talesの住まうベルギーのゲントにある聖堂(Cathedral)に存在する宗教画、彫刻、建築などの作品にインスパイアされたものとなる。彼らは信仰はないとのことだが、信仰から生まれたintensityを作品でも表現したいとのこと。





非営利の作品として無料で公開したいという。箱の中に実物大のヴァーチャル彫刻が収まっており、それを眺めることでドラマティックなイベントがおこるんだそう。Windows、OS Xのほか、iOS、Androidにも対応させ、VRヘッドセットでも体験できるようにしたいようだ。

リワードとしてはこれまでのTale of Tales作品が提供(34ユーロ~)されていたり、ヴァーチャル聖堂の壁に名前が刻まれるもの(144ユーロ)などがある。もうすでに定員に達しているものでは、出資者をヴァーチャル彫刻化するもの(610ユーロ)や、聖堂内にその出資者にささげたヴァーチャルチャペル(987ユーロ)を作るというものも。資金調達期限はあと12日でいまだ37%しか資金が集まっていないが、個人的にはTale of Talesの作品は大好きなのでいくらか出資するつもりだ。





(abcxyz)

コメント