ASUS t100taをUSB-ACアダプタで充電しようというときに、パソコン側で「充電中」アイコンが表示されるのに徐々にバッテリー残量が減る現象が起きていた。その状況では、残量11%あたりでしばらく使っていると、何の前触れもなく電源がプツンと切れる現象が起きた。
・問題がある場合一つ一つ確認してみよう・
もしも充電ができなくてお困りの場合:
‐給電側 (コンセント、AC-USBアダプタ、モバイルバッテリー、など)
‐ケーブル
‐受電側 (スマホ、タブレット、パソコン、など)
を一段階づつ確認してみるといいだろう。例えば「給電側」が怪しければ違うコンセントからとか、違うアダプタを使って確認してみる。「ケーブル」が怪しければ新たにケーブルを買うなりして確認する。「受電側」が疑わしい場合、他の機器を繋いでみるということ。
・アダプタの問題・
それまで使っていたのは以下のUSB-ACアダプタ。
大抵の場合、ふたつUSB口のついた2.4A対応USB-ACアダプタは出力が「合計2.4A(最大)」という表記となっている。
例えばこの写真で「2.4A」と書いてある側のみから充電しようとすると2.4A出るのだが、「1.0A」側に何かほかの機器をつなげておくと、「合計」2.4Aしか出ないので、「2.4A」ポートからもそれ以下の出力となるのだ。
USB-ACアダプタが力不足かと思い購入したのは代わりに購入したのがこちら。ProtekのPAC3600。合計で3600mA=3.6A出る。先のものと比較すると体積2倍ちょっとあるが。
ポートはふたつ、2100mA(2.1A)と1500mA(1.5A)と書いてあり、それぞれに機器を繋いでいてもそこに書いてある通りの出力が出る。
これに適当なケーブルをつなげて充電しだして以降、t100taの電源が急に落ちることはなくなった。めでたしめでたし。私の場合はアダプタに問題があったのでこれで解決したわけだが、アダプタ側に十分な供給能力があっても、解決しないという方もおられるはずだ。他の部分も見ていこう。
・ケーブルの問題・
スマホくらいしか充電しないという場合には気にすることもほとんどないだろうが、ケーブルによっても充電能力が変わる。
アダプタとケーブルの間に挟んで、どれだけの出力が出ているのか測定することのできるPLX Devicesの「LeGioN meter」(IndieGoGoでゲットしたんだったっけな)を使用して測定した。
ルートアールも電圧/電流チェッカーを出している。こちらはLeGioN meterと違いVとAが同時に表示できて便利そうなやつ:
こちらはVとAを同時に表示することはできないが、ルートアールのケーブルがついていて、値段的にもお得なやつ:
ProtekのUSB-ACアダプタでASUS t100taを充電するところを、間にLeGioN meterをつなぎ、いろいろなケーブルをとっかえひっかえ測定してみた。
・Anker 1.4A
1.8m版。充電もデータのやり取りも早いと豪語するケーブル。ケーブルそのものが美しく丈夫そうだが、microUSB側を差し引きする際に固め。
・Aukey 1.8A と 2.2A
これまで使ってきたUSB-microUSBケーブルのコネクタが次々と壊れてしまった(無理な方向に引っ張ってしまうアクシデントなどのため)ために新たに買ったのがこれ。Aukeyの、長さ1mのものが3本、30cmのものが2本入ったパック。5本すべてで試してみたが、長さによって値が違うようだ。1mのは1.8Aくらい、短いのは2.2Aくらい出る。一般的にスマホやタブレットに付属しているケーブルよりも太目のケーブル。データのやり取りも早いそうだ。
・Seriaの短いやつ 1.3A
100円ショップSeriaで購入したとても短く弱々しくもあるきし麺ケーブル。
・Asusの 0.8A
たぶんAsus Nexus 7についてきたケーブル(Asusのロゴが刻印されてる)。
・Narrativeの 1.2A
Narrative Clipに付属されていた短いきし麺ケーブル。大抵のUSBケーブルは、接続端子がある側に「USBロゴ」が刻印されているが、このケーブルはそちら側にNarrativeのロゴがあり、裏面にUSBロゴが描いてあり、混乱する。
・Logicoolの 1.3A
どこから出てきたのかよくわからないLogicoolのロゴがある短めのケーブル。
なお、USB-microUSB充電ケーブルの中には、充電のみが可能で、データ転送には対応していないものもあるので購入するときには注意されたし。
・充電される側に問題がある可能性も・
上に記したものと同じアダプタ、ケーブルを使用して電流チェッカーで計測して充電しても充電できないとか、「思ったより流れてない」というような状況も起こり得る。それは充電される側の機器も関係ある。例えば上記のProtekのアダプタからAnkerのケーブルを使用した場合:
‐ASUS t100taをつなげると 1.4A
‐Nokia Lumia 930につなげると 1.1A
‐Fairphoneにつなげると 0.8A
となる。大きな値で充電できるアダプタやケーブルがあっても、機器によっては「そんなに沢山一度に飲めません」ということか。
また、一つのデバイスであっても時と場合により「飲める量」が違う場合もある。たとえばマイクロソフトのSurface 3。IT Mediaが報じるところによれば、Surface 3の電源が入っているときなら1.7~2.1Aで充電できるものの、完全にシャットダウンしている状態にケーブルを指して充電すると0.44アンペアしか出ないそうだ。
・まとめ・
「給電側」、「ケーブル」、「受電側」、とひとつづつ確認していけば、必ず充電問題は解決できるだろう。
(abcxyz)
・問題がある場合一つ一つ確認してみよう・
もしも充電ができなくてお困りの場合:
‐給電側 (コンセント、AC-USBアダプタ、モバイルバッテリー、など)
‐ケーブル
‐受電側 (スマホ、タブレット、パソコン、など)
を一段階づつ確認してみるといいだろう。例えば「給電側」が怪しければ違うコンセントからとか、違うアダプタを使って確認してみる。「ケーブル」が怪しければ新たにケーブルを買うなりして確認する。「受電側」が疑わしい場合、他の機器を繋いでみるということ。
・アダプタの問題・
それまで使っていたのは以下のUSB-ACアダプタ。
大抵の場合、ふたつUSB口のついた2.4A対応USB-ACアダプタは出力が「合計2.4A(最大)」という表記となっている。
例えばこの写真で「2.4A」と書いてある側のみから充電しようとすると2.4A出るのだが、「1.0A」側に何かほかの機器をつなげておくと、「合計」2.4Aしか出ないので、「2.4A」ポートからもそれ以下の出力となるのだ。
USB-ACアダプタが力不足かと思い購入したのは代わりに購入したのがこちら。ProtekのPAC3600。合計で3600mA=3.6A出る。先のものと比較すると体積2倍ちょっとあるが。
ポートはふたつ、2100mA(2.1A)と1500mA(1.5A)と書いてあり、それぞれに機器を繋いでいてもそこに書いてある通りの出力が出る。
これに適当なケーブルをつなげて充電しだして以降、t100taの電源が急に落ちることはなくなった。めでたしめでたし。私の場合はアダプタに問題があったのでこれで解決したわけだが、アダプタ側に十分な供給能力があっても、解決しないという方もおられるはずだ。他の部分も見ていこう。
・ケーブルの問題・
スマホくらいしか充電しないという場合には気にすることもほとんどないだろうが、ケーブルによっても充電能力が変わる。
アダプタとケーブルの間に挟んで、どれだけの出力が出ているのか測定することのできるPLX Devicesの「LeGioN meter」(IndieGoGoでゲットしたんだったっけな)を使用して測定した。
ルートアールも電圧/電流チェッカーを出している。こちらはLeGioN meterと違いVとAが同時に表示できて便利そうなやつ:
こちらはVとAを同時に表示することはできないが、ルートアールのケーブルがついていて、値段的にもお得なやつ:
ProtekのUSB-ACアダプタでASUS t100taを充電するところを、間にLeGioN meterをつなぎ、いろいろなケーブルをとっかえひっかえ測定してみた。
・Anker 1.4A
1.8m版。充電もデータのやり取りも早いと豪語するケーブル。ケーブルそのものが美しく丈夫そうだが、microUSB側を差し引きする際に固め。
・Aukey 1.8A と 2.2A
これまで使ってきたUSB-microUSBケーブルのコネクタが次々と壊れてしまった(無理な方向に引っ張ってしまうアクシデントなどのため)ために新たに買ったのがこれ。Aukeyの、長さ1mのものが3本、30cmのものが2本入ったパック。5本すべてで試してみたが、長さによって値が違うようだ。1mのは1.8Aくらい、短いのは2.2Aくらい出る。一般的にスマホやタブレットに付属しているケーブルよりも太目のケーブル。データのやり取りも早いそうだ。
・Seriaの短いやつ 1.3A
100円ショップSeriaで購入したとても短く弱々しくもあるきし麺ケーブル。
・Asusの 0.8A
たぶんAsus Nexus 7についてきたケーブル(Asusのロゴが刻印されてる)。
・Narrativeの 1.2A
Narrative Clipに付属されていた短いきし麺ケーブル。大抵のUSBケーブルは、接続端子がある側に「USBロゴ」が刻印されているが、このケーブルはそちら側にNarrativeのロゴがあり、裏面にUSBロゴが描いてあり、混乱する。
・Logicoolの 1.3A
どこから出てきたのかよくわからないLogicoolのロゴがある短めのケーブル。
なお、USB-microUSB充電ケーブルの中には、充電のみが可能で、データ転送には対応していないものもあるので購入するときには注意されたし。
・充電される側に問題がある可能性も・
上に記したものと同じアダプタ、ケーブルを使用して電流チェッカーで計測して充電しても充電できないとか、「思ったより流れてない」というような状況も起こり得る。それは充電される側の機器も関係ある。例えば上記のProtekのアダプタからAnkerのケーブルを使用した場合:
‐ASUS t100taをつなげると 1.4A
‐Nokia Lumia 930につなげると 1.1A
‐Fairphoneにつなげると 0.8A
となる。大きな値で充電できるアダプタやケーブルがあっても、機器によっては「そんなに沢山一度に飲めません」ということか。
また、一つのデバイスであっても時と場合により「飲める量」が違う場合もある。たとえばマイクロソフトのSurface 3。IT Mediaが報じるところによれば、Surface 3の電源が入っているときなら1.7~2.1Aで充電できるものの、完全にシャットダウンしている状態にケーブルを指して充電すると0.44アンペアしか出ないそうだ。
・まとめ・
「給電側」、「ケーブル」、「受電側」、とひとつづつ確認していけば、必ず充電問題は解決できるだろう。
(abcxyz)
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