Surface 3 128GB(メモリ4GB)レビュー:結論は「とても満足」購入から買い足すと便利な小物まで




マイクロソフト Surface 3 128GB版(メモリ4GB)と、タイプカバー(キーボードとタッチパネルの付いた専用カバーにもなるもの)を購入した。

これまでモバイル用途のパソコンとしては~5万円のものしか持っていなかったこともあってか、品質の違いに驚かされた。また、タイプカバーと組み合わせた時のデザイン面での使い勝手も考えられており、私の使い方からすると非常に満足できるものだ。

以下、雑多に購入~購入後の雑記。



・購入時のあれこれ・

某家電量販店で値引きを迫ったが「ちょっとこのマイクロソフトさんの商品は無理なんですよ…」とのこと。製品の保証もその店の保証システム外であり、マイクロソフトによる保証が1年とのこと。Surfaceペンは買わなかった。

楽天市場で探せばこの128GB版も税込9万0800円足らずのものから見つかるが、マイクロソフトの公式ストアからだと128GB版は(現在在庫切れとなっているが)税込9万9144円で30日間返品可能。




1万円ほど安い64GB版にしなかったのは、64GB版のメモリが2Gで、128GBは4GBだから。これまでメモリが2GBのt100taを仕事で使っていて「メモリ不足」(SkypeとBoxを終了させてください)とのポップアップが表示されることが多々あったからだ。

OSはWindows 8.1が入っているが、Windows 10に無料でアップグレード可能。



・タイプカバーはキー配列以外は大満足・





タイプカバーはシアン色がいつ入荷になるのか不明とのことでブルーを選択。最初は水色のシアンが欲しいと思っていたが、ないものはしょうがない。それに明るい色は汚れも目立つし、ということで濃い青色のブルーにしたが、これはこれで美しく、満足している。

タイプの感覚も、キーの感覚も満足。だが、タイプカバーでのタイプの感触はぜひ店頭で試す機会があれば試してもらいたいところ。タッチパッドは反応速度も性能も大いに満足。タイプカバーはバックライトも付いていて、5段階に光量が調節可能。「アプリケーションキー」がないことはちょっと不満だったが、キー配列入れ替えはソフトで対応できるので問題ない。これに関しては後日その方法を記そう。




これまでt100taで生じていたタッチパッドの症状

タッチパッドが使いづらい。現在メインで使ってるEeePC 1025Cだと、タッチパッド部と別パーツになっている「右左クリック用のボタン」に指を置いたままタッチパッドを触ってポインタを動かすことが出来る。だがt100taではクリック部分もタッチパッドと一体化しており、クリック=「タッチパッド下部を押し下げる状態」にしない限りは、「タッチパネル上に二本指が置かれた状態」と認識されてしまう。

は今のところSurface 3のタイプカバーのタッチパッドでは再現しておらず、これは非常にありがたい。

なお、この1万円以上するタイプカバーはいらないという人は、他のBluetoothキーボードを使うことももちろん可能だ。

タイプカバーでディスプレイを覆えば自動でスリープ状態になる。(カバー時の動作は「電源オプション」から変更可能。

また、カバーを本体裏側に回して、タブレット上に本体を持って使用する際には、カバーのキーボードを押しても反応しないようになっており、「ちょっと手にもって情報閲覧」というときにもわざわざカバーを本体から外さずともよくて便利。



・Officeは無期限に使えるし、OneDriveが1年間1TBも使える・

Surface 3のうれしいところは、Microsoft Officeがはじめからはいっており(まあ無料のLibre Officeでも悪かないんだが)、これは無期限に使えるという事。以前使用していたASUS 1025Cには2年間のライセンス(=2年たったら期限切れとなる)の「Microsoft Office Personal 2010 2年間ライセンス版」が入っていたが、無期限に使えるものが入っているのはいいことだ。

また、それとは別に、1年間の期間限定ながらOffice 365 PersonalとOneDriveのクラウドストレージ1TB分が無料で使えるようになっている。

OneDriveをWindows 8.1で使用する際の利点としては、同期するフォルダやファイルを右クリックして「オンラインでのみ使用する」を選択すると、そのファイルもしくはそのフォルダより下層に位置するファイルはローカルに「殻」だけ見える(画像ファイルなら、サムネイルが見える)状態となり、オリジナルのファイルサイズが大きくても、ローカルに保存されない状態になる。ファイルを開きたい場合は、普通にダブルクリックしてそれを開くことによりOneDriveのクラウドからそれがダウンロードされる。

ストレージはこれまでがASUS t100taがSSD64GB(+HDD500GB)だったが、128GBもあれば十分事足りるし、足りない分はOneDriveに入れれば済む。以前ASUS t100ta(の500GB HDD版)を選び購入した理由は、自分の250GB超のiTunesライブラリを全部入れたいがためであったが、現在はその当時よりも音楽を聴く機会が減ったので、それは外付けHDDなどで実現することにした。



・外部端子とあれば便利な小物・

Surface 3にはフルサイズのUSBポートがひとつついているほか、主に充電用に使用するmicroUSBポート(microUSBポートで充電できるというのも重要!)も実はデータのやり取りにも対応しており、100円ショップなどでも購入可能なmicroUSB to A変換アダプター(メスーメス)が存在するので買っておくといいかもしれない。私はSeriaという100円ショップで見つけた。





100円ショップが近くにないとか、出かけるのが面倒だとか言う方は、108円というわけにはいかないが、バッファロー製のものがAmazonでも注文可能だ。





HDMIのポートはないもののミニディスプレイポートがついている。こちらもミニディスプレイ‐HDMI変換アダプターを使うことで普通のHDMIケーブルを挿して出力が可能だろう。私はこれをまだ購入していないのだが、Amazonベーシックの商品レビューには、「Surface Pro 3」で使えたとのレビューがある。





MicroSDのスロットも本体裏スタンドの内側に存在する。t100taではMicroSDは本体(タブレット側)右側面上部に存在したのだが、カードを入れた状態でもお尻が微妙にはみ出す格好になっており、「スロットはどこだったかな」と手を本体右側面に沿って滑らせ探す際に指がスッと切れそうな感じがするのだ(これは使用するMicroSDの品質にも問題があったかもしれない。側面が荒いMicroSDなどは、まるでノコギリのようだ)。

nanoSIMスロットは、タイプカバーを接続すると半分そのスロットが隠れるような位置にある。何かの拍子にスロットのnanoSIMケースが落下するのを防止する意味合いもあるのかもしれない。なお、SIMロックフリーとなっているため、海外でプリペイドnanoSIMカードを購入して使用することもできる。



まだ購入から間もないが、非常に満足している。後日より使いやすくする設定などを掲載する予定。


(abcxyz)

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