スマホに使われている貴金属の中には、その採掘や売買を巡り、採掘国で紛争に発展しているものもある。Fairphoneのコンセプトは、そういった部品の供給から見直し、部品調達の透明性、「フェアトレード」で「紛争フリー」な素材の使用。そして、組み立てる工場の労働環境のフェアさ、長く使えるという環境にとっての優しさまでが考えられたスマホだ。
私も初代Fairphoneを昨年2月より使い続けているが、この初代には「ベースのOSがAndroid 4.4にアップデートできない」という問題点もあった。先日は夏には「Fairphone 2」がローンチと公表されたが、どうやらその時が来たようだ。
動画では「オープンさ」、長く使えるよう、分解のして修理もしやすいことなどがアピールされている。これを可能にするために今回は内部がよりモジュール化されているようだ。
一般的なスマホユーザーにはスマホが分解しやすいことでそこまで大きな得はないと思われるかもしれない。だが例を挙げれば、ライトユーザーであっても、もし画面を割ってしまったときなどにはこの分解の容易さのおかげで、まだ機能するスマホそのもの買い替えをせずに、スクリーン部品だけ替えを注文すれば簡単に修理可能なはずだ。そしてもっとありそうな例を挙げれば、(良く言えばデザインのため、悪く言えば会社の利益のためスマホを買い替えさせるべく)バッテリーを取り替えられないようにしたスマホとは違い、簡単にバッテリーの交換も可能だ。
スペックは:
価格は525ユーロ(約7万3000円)で、予約受付は今年夏。価格の内訳も今後明かされるという。
製品のコンセプトのみならず、そのオープンさ、そしてサポートもしっかりしており丁寧だし、販売後もきちんとスマホの「ライフ・サイクル・アセスメント」などをしており素晴らしい。もっとも人にも環境にも良いのは「スマホを持たない」ということだろうが、生活や仕事などもあり、そう下端にそれをできないのが現実。その現実から解離しない範囲内で、より世界を良くすることを実現させつつある、私の知る限り唯一の心から尊敬できるスマホがFairphoneだ。Fairphone 2の誕生も非常に楽しみにしている。
Fairphone
(abcxyz)
私も初代Fairphoneを昨年2月より使い続けているが、この初代には「ベースのOSがAndroid 4.4にアップデートできない」という問題点もあった。先日は夏には「Fairphone 2」がローンチと公表されたが、どうやらその時が来たようだ。
動画では「オープンさ」、長く使えるよう、分解のして修理もしやすいことなどがアピールされている。これを可能にするために今回は内部がよりモジュール化されているようだ。
一般的なスマホユーザーにはスマホが分解しやすいことでそこまで大きな得はないと思われるかもしれない。だが例を挙げれば、ライトユーザーであっても、もし画面を割ってしまったときなどにはこの分解の容易さのおかげで、まだ機能するスマホそのもの買い替えをせずに、スクリーン部品だけ替えを注文すれば簡単に修理可能なはずだ。そしてもっとありそうな例を挙げれば、(良く言えばデザインのため、悪く言えば会社の利益のためスマホを買い替えさせるべく)バッテリーを取り替えられないようにしたスマホとは違い、簡単にバッテリーの交換も可能だ。
スペックは:
5インチ フル HD LCDディスプレイ (Gorilla® Glass 3)
Android 5.1 Lollipop
Qualcomm Snapdragon 801 プラットフォーム
2GB RAM
デュアルSIM
8 メガピクセルリアカメラ
32 GB内部ストレージ
MicroSDスロット
2420 mAh リチウムイオンバッテリー
4G LTE/3G/2G、Wi-Fi (802.11 b/g/n/ac)、Bluetooth® 4.0 LE, GPS
価格は525ユーロ(約7万3000円)で、予約受付は今年夏。価格の内訳も今後明かされるという。
製品のコンセプトのみならず、そのオープンさ、そしてサポートもしっかりしており丁寧だし、販売後もきちんとスマホの「ライフ・サイクル・アセスメント」などをしており素晴らしい。もっとも人にも環境にも良いのは「スマホを持たない」ということだろうが、生活や仕事などもあり、そう下端にそれをできないのが現実。その現実から解離しない範囲内で、より世界を良くすることを実現させつつある、私の知る限り唯一の心から尊敬できるスマホがFairphoneだ。Fairphone 2の誕生も非常に楽しみにしている。
Fairphone
(abcxyz)
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