カレンダー機能もついて、ウェブビューアも登場し、まだまだその存在を元気にアピールするウェアラブル・ライフログカメラ、Narrative。今回のアップデートでは、「場所や撮影場所によりひとまとめにされた一連の画像」である「Moment」のサムネイル画像がこれまでひとつしか表示されなかったところが、3つ表示されるようになった。
(トップ画像に見えるドライバーは、Nokia Lumia 820を分解するためのドライバーを探しに工務店に行って、結局見つけられなかった時のもの)
例えばNarrativeを身につけた状態で、喫茶店に行ってから家に帰り、しばらくしてからNarrativeをパソコンにつないでクラウド上に写真をアップロードした場合、「喫茶店」、「家」、のふたつのMomentが生成される。それぞれのMomentのサムネイルをタップすれば、その時その場所で記録された写真が見れる訳だ。
だがもちろん一つの場所で記録された画像だって多種多様だ。場合によってはMomentひとつに100枚を超えるような枚数が記録されている。その中の1枚を選んでサムネイルにするというのは、いくらNarrativeのクラウド側アルゴリズムで写真を自動認識してベストショットをサムネイルにするといっても、ユーザー自身がその「ひととき/moment」を思い出せないようなものであれば意味が無い。
ひとつのMomentに3つのサムネイルが表示されることで、ユーザーとしてもその3つの点をつなげて「ひととき/moment」を思い出すことがしやすくなるだろう。
ただし、Momentに数枚しか画像が存在しない場合ではこの限りではないようだ。こちらのひとつしかサムネイルが表示されていないMomentには実際には2枚の画像が入っている。
(abcxyz)
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